
「おてつたびに興味はあるけれど、体力はもつかしら?」
「長期間、家を空けても家族は大丈夫?」
登録はしてみたものの、そんな不安からなかなか「申し込み」ボタンを押せずにいる方は少なくありません。
そこで今回は、直近で初めておてつたびに参加された40代〜60代の女性4名にお集まりいただき、オンライン座談会を開催しました!
お申し込み前のリアルな葛藤から、ご家族の反応、そして現地での仕事や休日の過ごし方まで。同世代の先輩おてつびとさんたちのありのままの体験談を、座談会形式でお届けします。「不安に思っているのは自分だけじゃないんだ」と、一歩踏み出すヒントがきっと見つかるはずです。
【座談会メンバー】
- みゆきさん(45歳・新潟県): 元市役所勤務。山形県・肘折温泉の旅館でお手伝い。旅の相棒ジョージ(ねこのぬいぐるみ)と一緒に参加。
- ちかさん(48歳・千葉県): 元調理補助・病院事務。福井県の民宿でお手伝い。娘さんの免許合宿期間を利用して参加。
- アキさん(57歳・熊本県): 元看護師。宮崎県のゲストハウスでお手伝い。退職を機に新しいチャレンジとして参加。
- みっちゃんさん(60歳・富山県): 島根県・隠岐の島のおてつたびに参加後、すっかり魅了されリゾートバイトとおてつたびを併用中。

退職、還暦、お休み期間。それぞれのタイミングで出会った「おてつたび」
芳倉(おてつたび事務局): 皆さん、本日はお集まりいただきありがとうございます!よろしくお願いします!
まずは、おてつたびを知ったきっかけや、参加しようと思った理由からぜひ教えてください!
みゆきさん: 私は3年ほど前、心が壊れてしまって仕事をお休みしていたんです。その時にネットでおてつたびの広告を見て、「農業や旅館など、知らない世界がたくさんあるんだ!」と魅力的で。当時は市役所で働いていて副業ができなかったので、いつか自分が自由になったら行ってみたいと、ずっとサイトを見ていました。
アキさん: 私もみゆきさんのお話にすごく共感します。長年看護師をやってきて、もうすぐ定年というところだったんですが、違うこともやってみたいと思って。退職を決めた時、旅行好きの友人がおてつたびを教えてくれました。辞めた時にはおてつたびに行きたい一心でしたね。
ちかさん: 私はテレビ番組のコーナーで主人と一緒に見たのがきっかけです。体調不良などもあって退職をして、娘が車の免許合宿で2週間いない状態になるってなった時に、「主人と2人でいてもしょうがないし、そうだ、おてつたびがあった!」と思い立ちました(笑)。
みっちゃんさん: 私は還暦を迎えて子供も自立したので、「いろんなところに行ってみたい」という夢がありました。でも、腰を痛めて仕事を辞めていたので費用があんまりなくて。おてつたびなら、寮に無料で泊まれて働きながら行けるので、「いいな!」と思って始めました。
家族のこと、体力のこと。参加前の不安はどう乗り越えた?
芳倉: 初めての参加で、長期間家を空けることへの不安や、ご家族の反応はどうでしたか?
みゆきさん: 私は独身なので、妹に「1年間は自分が興味のあること、いろんなことやってみるからよろしくね」と言ってあったので、事後報告でした。山形の山の方に行くと言ったら「クマに気をつけて」って言われました(笑)。
アキさん: 私は去年元夫を見送ったこともあり、娘たちも社会人なので「お母さんの好きなことをやれば」と賛成してくれました。ただ、最初は荷物が不安で、「あれもいるかな」と色々車に積んで行ったんです。でもゲストハウスの目の前がスーパーでお惣菜も美味しくて、夜はリビングで我が家のように過ごせたので、結局荷物は全然いらなかったです(笑)。
みっちゃんさん: 私の一番の不安は「私がいない間、主人がどこまで家事ができるか」でした。でも、行ってみたら案外完璧というか。資源ゴミの当番のことで電話がかかってきたりして、ちゃんとパパができるようになってて、みんな成長して全く問題なかったです!
芳倉: 体力や、現地でのコミュニケーションへの不安はいかがでしたか?
みゆきさん: 2年半仕事をしてなかったので、「丸1日働く体力がもつかな」と頭の中をぐるぐるして。だから実は、おてつたびの前に、単発バイトのアプリを使って旅館で客室清掃や布団敷きを体験して、体力の「練習」をしてから行ったんです。 あとは、新潟から山形に行くので「方言とか言葉の壁はどうだろう」と思っていたんですが、現地の方がお味噌汁のことを「おつゆ」って呼んでいて。私の実家もおつゆって呼んでいたので、「久しぶりにこの言葉を聞いた!」と、逆にホッとして壁を感じませんでした。
みっちゃんさん: 私も腰痛があったので体力が心配でした。だから募集の項目で「5時間以内の仕事」を探したんです。結果的に短い時間だったので大丈夫でしたし、何より温泉に入りながら働けるので、腰痛が治って本当に素晴らしかったです!腰が痛い人には温泉はおすすめです。

ちかさん: 私は電車移動だったので、「集合時間にちゃんとたどり着けるか」と「金額(交通費)」をしっかり計算しました。福井県まで始発から新幹線と特急を乗り継いで半日かかったので、たどり着けるかは結構大事だなと思いましたね。
みっちゃんさん: 遠い場所だと移動も大変ですよね。私は島根県の隠岐の島まで2日かかったんですが、前の日は途中で宿泊して、行きたかった神社にお参りできたんです。一石二鳥で、そういう「泊まりで行く(前泊する)」のもありだと思いました!
仕事、人間関係、中休みの過ごし方まで。現地でのリアル
芳倉: 実際に行ってみて、現場でのお仕事や人間関係はどうでしたか?
みゆきさん: 私は場所見知りをするので、以前行ったことがあって雰囲気を知っている場所(肘折温泉)を選びました。最初は戸惑ったけど、若旦那さんやスタッフの皆さんがいつも気にかけてくれて、働くにつれて不安はなくなりました。 中休みの時間は、旅の相棒ジョージ(ねこのぬいぐるみ)と一緒に温泉街を散歩して、立ち寄り湯に入ったり、温泉饅頭を食べたり。たまにまかないを断って、地元のラーメンを食べに行ったりもして、全く部屋にこもらずに自由に過ごしました!

ちかさん: 私は高齢者施設で調理補助をしていたので、業務はほぼ同じ内容でイメージできていました。あとは、レビューを読みまくりました!「初期のセッティングの写真を撮っといた方がいいよ」と書いてあったので、最初に写真を撮って、それを見ながら並べるようにしました。

アキさん: 看護師だったのでシーツ交換はやれる!と思っていたんですが、二段ベッドのボックスシーツはコツがいって結構難しかったです。でも、きちんと教えていただいて「慌てなくていいですよ」と言ってもらえたので、急がずにやれました。中休みの時間には、車で近くの温泉に入りに行ったりしてリフレッシュしていました。

みっちゃんさん: 仕事は丁寧に教えてもらえるので誰でも大丈夫だと思うんですが、一緒だったおてつびとさんがお正月に1週間帰省してしまって、広い寮に1人になってめちゃくちゃ寂しくて……。
そんなとき、行きのフェリーでたまたま知り合った方とお友達になれて、その方と隠岐の島を車で一緒に観光できたんです!それが何よりも楽しかったです!現地でお友達ができるのがおてつたびの醍醐味ですね!

落ちても気にしない! 同世代へ贈るアドバイスと発信の輪
芳倉: 最後に、これから申し込みを迷っている同世代の方へメッセージやアドバイスをお願いします!
ちかさん: 私も最初は2回お断りされて、1週間お返事が来なくて不安になったこともありました。最終的に決まったのが出発の3日前で、知人に「思い切ったことするね」と言われて急に不安になったんですが、勢いで行きました(笑)。旅館のお仕事などは、普段やっていることのちょっと延長で、人生経験でなんとかなるんじゃないかなと思います。「一人部屋」「Wi-Fiあり」など絶対に譲れない条件を決めて、まずは「ダメ元」で申し込んでみてください。
みゆきさん: 不安があるのは、今までやったことがないから自然なことだと思います。怖いなと思うなら、私のように「一回行ったことがある場所」を選ぶと心理的な負担が和らぐと思います。
あと、申し込みの自動返信メールに「マッチングは3回に1回しか成立していません」とあって、「あ、落ちていいんだ!」と安心しました。落ちちゃったと落ち込まずに探してみてください。
それから、私はおてつたびの後、「暮らすように旅をする」というテーマで、ジョージと行く肘折温泉の体験記を自分で本(冊子)にしたんです。周りの同世代の友達も「私もやってみたい!」とすごく興味を持ってくれていて。実際に目で見てもらったほうが伝わるし、地域も知ってもらえると思って作りました。

みっちゃんさん: 短い時間の仕事などは競争率が激しいから、1回で受かると思わず、いくつも応募した方がいいですよ。私も6、7回は落ちました(笑)。
あと、私も「おてつたび行ってきます!」ってSNSに載せたら、1ヶ月で50万人に見られて、人生初バズりしたんです(笑)。「普通のおばちゃんでもできるんだ、安心した!」とか「還暦でもできるんですね」って、たくさん質問やコメントをもらえて嬉しくなり、おてつたびなどで体験したことを発信するのが、私の新たな生きがいになりました!
それから、遠くに行くのが不安なら、実は「地元(同じ県)」もおすすめなんです!私は母が高齢なんですが、近隣の県なら「この日は家族で集まるので休みたいです」と最初に相談して休むこともできました。地元や近隣で行くのも絶対アリだと思います。
旅するみっちゃん (@meijinsuzu) on Threadsお仕事と旅をするをかけて『おてつたび』突然ご縁がやってきました〜💕約1ヶ月島根県へ行ってきます( ˶ ᷇ 𖥦 ᷆ ˵ )♡www.threads.com
アキさん: 私も2回お断りされて、3度目の正直で宮崎に行けました。どうしても行きたくて、朝パッと募集が出たらすぐ申し込むようにしていましたね。
最初は不安だと思うので、まずは1週間から2週間ぐらいの期間で、車で行けるところなどから行ってみるといいと思います。1回行くと、「次はもうちょっと遠くに行ってみようかな」って気持ちになります。落ちても落ちても再チャレンジして、絶対に行ってほしいです!
編集後記:おてつたび事務局・芳倉より
いかがでしたでしょうか?
「長期間家を空けられない」「ブランクがある」「体力に自信がない」といったお悩みも、皆様それぞれの工夫や条件の選び方で乗り越え、素晴らしい体験に繋げていらっしゃいました。
ご自身の生の声で語っていただいた「まずは近場や同じ県から」「事前に単発バイトで練習してみる」「前泊して観光も楽しむ」「ダメ元でいくつも応募する」といったアドバイスは、きっとこれから始める方の背中を力強く押してくれるはずです。
不安なのは、皆さん同じです。ぜひおてつたびに参加された先輩たちの体験談をヒントに、ご自身のペースで最初の一歩を踏み出してみてくださいね!
ぜひおてつたびの募集を覗いてみてください。
▼おてつたび公式サイトで、次の旅先を探してみる
おてつたび|お手伝いをしながら、知らない地域を旅する。旅で出会う、新しいカタチの旅バイト・求人お手伝いをしながら知らない地域を旅して気づいたら自分にとって”特別な地域”になっている、そんなサービスです。日本各地に溢れotetsutabi.com
▼他の参加者の「つながりの物語」も読んでみませんか?
65才、夢はおてつたびで全国制覇 |今回は、「おてつたびで全国制覇したいですね!」と話してくれた、アクティブでパワフルな西 百合子さんにお話しを伺いました✏️media.otetsutabi.com
50代、子育て後の新しい旅。「おてつたび」で見つけた私らしい生き方 |「子育てもひと段落。だけど、この先なにをしよう?」 ふと時間に余裕ができた50代。 そんな今こそ、「新しい自分」と出会うチmedia.otetsutabi.com
“60歳から”だからこその、挑戦の価値。人生をもう一度弾けさせる『おてつたび』 【おてつびとインタビューVol.43】 |ついに定年退職。これからは「自分の好きなこと」をやってみたい。 長年勤めた職場を離れ、肩書きがなくなる60代。これまでの環media.otetsutabi.com




