働き、暮らす中で感じた「ここなら二拠点生活も!」と思える場所との出会い。東京の会社員が5回目のおてつたびに選んだ高知・四万十

A person standing outdoors in front of a wooden sign with text in a foreign language. The individual is smiling and wearing a colorful jacket and a t-shirt with a graphic design, with greenery in the background.

「東京育ちで田舎がないから、自然豊かな故郷を自分でつくりたい」

東京でフルタイムの会社員として働く上杉麻衣子さん(47歳)は、仕事をしながらこの1年間で計5回もおてつたびに参加しているリピーターです。

直近のゴールデンウィークには、以前から行ってみたいと思っていた高知県へ。四万十市にある「新ロイヤルホテル四万十」のレストランスタッフとしておてつたびを経験されました。

実際に働き、現地で暮らす中で、上杉さんはどんな時間を過ごし、何を感じたのでしょうか。そのリアルな体験談をお届けします。

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海外留学を調べるはずが、おてつたびを発見。会社員がリピートする理由

早川(おてつたび広報): お仕事をされながら、この1年で5回もおてつたびを利用されているのはすごいですね。そもそも始められたきっかけや、普通の観光旅行ではなく「おてつたび」をリピートしている理由を教えてください。

上杉さん: 1番最初は、働きながら海外に留学できるような制度がないかなと思って、ネットで「大人の留学」について調べていたんです。フルリモートで仕事をしながら現地の学校に通う、みたいなものを探していました。そしたら、検索の途中で「おてつたび」が出てきて。

「国内で働きながら旅行もできる仕組みがあるんだ!」と知って、海外よりも国内の方が圧倒的に行きやすいし、まずそっちをやってみようかなと思ったのがきっかけです。当時はシフト制の仕事で休みの兼ね合いがつけやすかったので、有給を少しプラスして、1番最初は飛騨高山のおてつたびに10日間ほど応募してみました。

最初の飛騨高山でのおてつたびは、朝の7時から12時までの午前中だけ働いて、午後はフリーだったので、すごく観光に行きやすかったんです。客室にも泊まれて、それが本当に楽しくて。そこからまたどんどんやってみたいと思うようになり、この1年で5回参加することになりました。

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飛騨高山の街並み
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観光で訪れた白川郷

あえておてつたびを続けているのは、もともと東京以外に自然を感じられて、地元の人と交流できる「二拠点居住」の場所を探したいなという想いが前からあったからです。以前、なんとなく住んでみたいなと思って愛媛県に何回か普通の旅行で行ったことがあったんですけど、やっぱり旅行だと地元の人との触れ合いってなかなか生まれなくて、場所を決めるきっかけが掴めなかったんですよね。

でも、おてつたびだと現地の方と同じ職場で一緒に仕事をするので、自然と会話が生まれるし、世間話も含めてすごく深くコミュニケーションが取れるんです。そこが二拠点居住の場所探しとしても、すごくいいなと思って続けています。

久しぶりの飛行機に乗って、ずっと行きたかった高知へ

早川: 5回目の行き先として「高知県四万十市」を選ばれた理由や、行く前のイメージはどのようなものでしたか?

上杉さん: 過去には奈良の泥川温泉(どろがわおんせん)など、自分では思いつかなかったような場所にもおてつたびで行きました。そんな中で、今回5回目として高知県四万十市を選んだのは、もともと高知になんとなく行ってみたいという気持ちがあったのと、最近飛行機にしばらく乗っていなかったので、飛行機に乗って行くところがいいなと思ったのが一つです。

あとは、おてつたび先の条件ですね。最近探すときは「客室に泊まれること」を結構重要視しています。今回の新ロイヤルホテル四万十さんは「客室に泊まれる」「まかないが出る」「温泉も入り放題」という3つの条件が全部入っていたので、あ、いいなって。ちょうど前職を退職して次の仕事が始まるまでのタイミングだったので、ゴールデンウィークの5月1日から15日までの2週間、しっかり滞在できる日程とも合致しました。

行く前、高知に対しては、やっぱり自然が豊かでご飯が何でも美味しくて、海が綺麗で、というイメージを持っていました。

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滞在先の客室

これまでで一番手厚いサポート。ホテルの仕事と、感動の高知の食

早川: 実際に「新ロイヤルホテル四万十」に滞在してみて、お仕事内容や現地での食生活はいかがでしたか?

上杉さん: 実際に高知に到着してからの勤務時間は12時から21時までで、途中に中抜けの休憩が1時間半ある、実働7時間30分のシフトでした。お仕事内容はホールの配膳や片付け、レストランが営業していない時間帯の清掃、カトラリーとか備品の準備や翌日の朝食の準備などです。

普段の東京でのオフィスワークとは全く違う立ち仕事でしたが、すごく働きやすかったですね。従業員さんもすごいいっぱいいて、皆さん色々教えてくださったので、今まで行ったおてつたび先の中でも1番手厚い環境だと感じました。同じ配膳担当でおてつたびの人がもう1人、清掃担当でおてつたびの人が2人いて、合計4人の仲間もいました。

食事や暮らしの面も、ホテル自体でお客様に出しているモーニングビュッフェを、同じように時間内に食べさせていただけたんです。野菜とかトマトがすごく美味しくて。お昼のまかないもお客さんに出すのと同じレベルでとってもよかったです。

夜はまかないが出なかったので、自分でスーパーに行って買っていましたね。高知のご飯は美味しいだろうなと想像はしていましたが、実体験するとやっぱり良くて。スーパーのお刺身でも東京のスーパーとは全然違って、もうそれだけで味が違うので、毎日のように刺身を買って食べていました。あと、ホテルで置いてある地元の焼酎をチェックして、スーパーで買って試してみたりもしましたね。

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ホテル近くを散策

暮らすように滞在する。サイクリングにバスツアー、四万十の休日

早川: 2週間の滞在期間中、お休みや空き時間はどのように過ごされていましたか?

上杉さん: シフトは「3日働いて1日休み」「4日働いて1日休み」という感じで、期間中に2日間お休みをいただきました。

仕事がある日は、勤務が12時からだったので、ホテルで無料貸し出ししている自転車を借りて、1日目は朝早く起きて四万十川沿いをサイクリングしました。川までは歩いて5分、自転車なら1〜2分ですぐ出られて、サイクリングコースもあるので。毎日行けるっちゃ行けるんですけど、毎日は行かなかったです((笑))。周辺は、自転車で10分、15分くらいのところにスーパーもいっぱいあったり、あと飲み屋街がいっぱいある感じでしたね。

丸1日のお休みの日は、地元のキッチンのスタッフの方に「どこ行くといいですか」って聞いたら教えてくださって、最南端の足摺岬(あしずりみさき)の方へ行きました。遠出だったので、現地のバスツアーみたいなのに申し込んで、1日かけて行ってきました。

本当に旅行で行くってなると、ホテルも1日ごとに違ったり、動き回って疲れたりするじゃないですか。おてつたびならそういう感じではなく、何日間か働いて1日休み、という形で同じ場所にずっと滞在できるのがやっぱり良いですよね。

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観光地①柏島
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観光地②足摺岬
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観光地②足摺岬
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観光地②足摺岬

一緒に働くからこそ生まれる関係。高知で感じた、二拠点生活への手応え

早川: 四万十での滞在を終えてみて、上杉さんの思うおてつたびの良さや、今回の高知滞在で感じたことを教えてください。

上杉さん: 四万十でしばらく過ごしてみて、過去に行ったどこの地域も本当に良かったんですけど、そうした食や自然の魅力が総合して、二拠点にするなら高知もいいなと感じました。他は「楽しかったな」で終わったんですけど、高知は空気感というか自分の肌に合うなと感じて、二拠点居住の場所にしたいなと初めて思いましたね。

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観光地③ひろめ市場
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観光地④高知城

やっぱり、おてつたびって地元の人と触れ合える密度が濃いなと思うんです。どこへ旅行に行っても、地元の人と急に世間話的な会話をすることってなかなかできないですけど、おてつたびだと一緒に仕事をするので、同じことをして仲良くなれる。キッチンのスタッフさんたちともどこへ行くといいか話したりして、盛り上がりました。

今後は東京でのオフィスワークの生活がまた始まりますが、またタイミングが合えばぜひ行きたいです。今まではホールの配膳や調理補助が多かったので、次は食材を扱うところ、前から行きたかった北海道の昆布漁の乾燥作業とか、農業など一次産業系のお手伝いにも挑戦してみたいですね。

将来は、リモートで今の仕事もしながら、まったく違う仕事を半分して、休日は自然の中で過ごすような多拠点生活をしたいなと思っています。知り合いをたくさん作って、また戻りたいと思える場所をこれからも探していきたいですし、今回の四万十自体にもまた行きたいなと思っています。

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高知県を満喫する上杉さん

1年間で5回ものおてつたびを経験されている上杉さん。「会社員をしながら、どうしてそんなにフットワーク軽くリピートできるんだろう?」という純粋な疑問から始まったインタビューでした。

お話を聞いてハッとさせられたのは、「一緒に働くからこそ、短期間で地元の人と仲良くなれるし、密度の濃い時間が過ごせる」という言葉です。普通の観光旅行ではなかなか踏み込めない、その土地の「日常」や「人とのつながり」にすっと溶け込めることこそが、上杉さんがおてつたびを続ける何よりの原動力なのだと感じました。

数々の地域を訪れてきた上杉さんが、今回高知・四万十で「自分の肌に合う空気感」に出会い、将来の二拠点生活へのイメージを等身大に膨らませていく姿は、私自身とても嬉しく、また新鮮な刺激をいただきました。

「東京育ちで田舎がないから、自分で故郷をつくりたい」 そんな想いを持つ方は、少なくないはずです。

もし今、一歩を踏み出せずに迷っているなら、上杉さんのように「客室に泊まれる」「温泉がある」といった自分なりの譲れない条件をいくつか決めて、小さな旅から始めてみませんか?普通の旅行では出会えなかった、あなたにぴったりな地域や人とのつながりが、きっと見つかるはずです。

ぜひおてつたびの募集を覗いてみてください。

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