[体験記まとめ] エアコンのいらない夏を、二週間だけ暮らす。夏の暑さが苦手な人へ届けたい、もう一つの旅のかたち

A vibrant lavender field in full bloom under a cloudy sky, with green trees and visitors in the background.

夏の暑さが得意じゃない人にこそ、知ってほしい旅のかたちがあります。
冷房の効いた部屋で夏をやり過ごすのではなく、
標高の高い涼しい町に二週間だけ住んで、
朝晩に、ひんやりした空気で目が覚める暮らし。

おてつたびは、人手の足りない地域の宿や農園に短期で滞在し、
お手伝いをしながらその土地で過ごすサービスです。

日本のあちこちの高原や山あいの町で、こういう旅が静かに始まっています。

おてつたびに参加した人たちの体験記を読んでいくと、
涼しい土地で過ごした人たちが口を揃えて書き残していることがありました。

Lush green hillside covered in flowering plants under a bright blue sky with a few clouds.

朝晩に長袖がいる町で、夏をまるごと過ごすという生活

避暑地が好きな人がその土地の宿に泊まると、たいてい一晩か二晩。
涼しい空気に後ろ髪を引かれながら、暑い街へ帰ることになります。

おてつたびは、ここが違います。

お手伝いのある日も、休みの日も、涼しさはいつもそこにある。
中抜けの時間、勤務終わり、朝起きてすぐ。
土地の自然や湯に向き合うタイミングが、暮らしの中にいくつもあります。

60代 女性

自然が豊かで景色が良かったです。
仕事が終わって近くの温泉に行ったり、
休みの日に長野観光をしたりして楽しめました!

20代 男性

仕事終わりは温泉などにも入れるので、
とてもリフレッシュになります

高原の宿で働けば、その土地の涼しさが、そのまま自分の毎日になる。
仕事終わりや中抜けに温泉へ、というぜいたくが、ふつうにあります。

50代 女性

少し時間が空くと、温泉門の広々とした足湯に浸かりながら
小説を読んだりしていました。
ホテルの温泉はいつも19時頃で、ほぼ貸切状態で大満足でした

A serene river flowing through a rocky landscape, surrounded by green hills and trees under a clear blue sky.

そして涼しい高原の町は、たいてい別の避暑地と隣り合っています。
休みの日に車を借りて、近くの町まで足を延ばす人もいます。

50代 女性

休日は軽井沢や嬬恋、伊香保やこんにゃくパークなど、
現地の方と触れ合いながら一人旅行を楽しみました

そして何より、窓を開けた先の景色が違います。

30代 女性

窓からの景色がとてもいいです!

A DSLR camera placed on a wooden surface, displaying a view of a lush green landscape on its screen, with a blurred background featuring trees.

涼しい町には、その町で暮らす人たちがいる

高原の町でしばらく過ごしてみると、気づくことがあります。
そこには、その土地で静かに夏をひらいている人たちの生活があるということ。
宿の女将さん、厨房の人、工房のオーナーさん、近所に移り住んだ人。
観光客として通り過ぎていたら、ただすれ違うだけだった人たちです。

40代 女性

伊豆高原は、小さなお店や工房、美術館などが多く、
お散歩していても近所の移住者の方に声をかけていただいて、
おしゃべりしたりなどの交流もありました

受け入れ先の人たちも、滞在者をあたたかく迎えてくれます。

50代 女性

従業員食堂に来るスタッフの方々は『いただきます』『ごちそうさま』と
挨拶がとても感じがよかったです。
同じ出身地の方と意気投合したり、海外のインターンや研修の方達もみんな仲がよく一生懸命で、心の中でいつも応援していました。

そして、同じ時期に来ている“おてつたび仲間”がいるのも、
おてつたびの面白いところです。

20代 男性

行きつけのカレー屋ではネパールの方々と一杯飲んだり、
飲み屋では多くの出会いがあったり。
地元の方々とご一緒させてもらう機会にも恵まれ、
本当に楽しい毎日でした!

30代 女性

おてつたび複数名で共同生活。
お仕事以外でも、陶芸体験や温泉、観光と、
めいっぱい詰め込んで、わいわい楽しめました!

お手伝いに行ったはずが、もらって帰ってきた。
避暑地のおてつたびの体験記には、
この逆向きの矢印が、よく出てきます。

高原は涼しい。でも、お手伝いはちゃんと仕事だ。

そして大事なことを正直に。
高原の宿や農園のお手伝いは、空気が涼しいぶん、頭も体もよく使います。

フロントの受付や客室の準備、朝食の配膳と洗い物、
工房や農園なら、お客様の対応や収穫まわりの作業。
人気の避暑地には、海の向こうからのお客様も多くやってきます。

40代 女性

業務で一緒になるスタッフさんの9割が外国籍の方で、
お客様のインバウンド比率も半分ほどでした。
マニュアルがあるわけではないので、
受け身ではなく、自分から確認する姿勢が大切でした

フロントの時間帯は一人になる宿もあって、自分で考えて動く場面もあります。
周りに店がほとんどない宿なら、買い出しは計画的に。
山の天気は変わりやすく、朝晩はぐっと冷え込む。
涼しい高原のなかにある、ふつうの仕事の現場です。

宿の人たちは、戦力としてあなたを迎え入れます。
だからこそ、最後の日に「助かりました」と言われるし、
だからこそ、仕事終わりに浴びる涼しい風が、しみるんですね。

20代 男性

サービス業や接客業の経験がなく不安はありましたが、
丁寧に指導いただき、
ホテルの顔であるフロントの一員として勤務できたことは、
自分の人生にとっても大きな糧になりました。

A serene path winding through a lush green forest, with trees on either side and buildings partially visible in the background.

次の参加者へのアドバイス

高原の宿や農園のお手伝いは、たいてい立ち仕事。
覚えることが多い職場もあるし、フロントを一人でまわす時間もある。
海外のお客様の対応で、英語が必要な場面もあります。

周りにコンビニやお店がない宿もあるので、買い出しは早めに。
山の天気は変わりやすく、朝晩は夏でも冷えるので、羽織りものがあると安心です。
車があると、休みの日の温泉巡りや観光の行動範囲が、ぐっと広がります。

それでも、ふつうの旅では通り過ぎていた土地の人と、
名前で呼び合う関係になれる。

ふつうの観光では見えなかった、
涼しい町の時間の流れに、自分ごと浸かれる。

その代わりに、少しの体力と、
人と関わる気持ちのゆとりが要ります。

こんな人におすすめ

  • 都会の夏の暑さに、毎年うんざりしている人
  • 涼しい高原の町で、短くても“暮らす”側で滞在してみたい人
  • 自然と、温泉と、土地の人との時間を、まるごと味わいたい人

Panoramic view of a green hillside with communication towers at the summit under a clear blue sky.

旅が終わったあとに残るのは、
スマホのカメラロールの中の絶景写真ではなく、
朝のひんやりした空気の匂いや、まかないで食べた採れたての味だったり、
仕事終わりに浸かった温泉の心地よさだったり、
最後の日に「また来てくださいね」と笑ってくれた
誰かの声だったりします。

避暑地が好きな人にとって、
涼しい町に二週間住むという体験は、
“行く”のではなく“帰る場所が増える”旅です。

日本の高原や山あいの町には、まだそういう場所がいくつもあります。

涼しい風の町で、あなたを待っている宿があります。

富良野、軽井沢、草津、八ヶ岳、伊豆高原 ──
あなたが涼みたい町から探せます。

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