「地域活性化や、地方創生に携わりたい」
「今大学でまちづくりに関わることを学んでいる」
「地域をもっと魅力的にしたい!」
そう考えたことがある方に、ぜひ読んでいただきたい記事です。
地域が本当に魅力的になるためには、
他の地域にはない“アイデンティティ”が必要なのではないか?
現在大学院で「観光まちづくり」を専攻する西嶋星ラ(ニシジマセイラ)さん。大学院進学を控えた時期、様々な地域のアイデンティティの源泉を知るために、「地域で暮らし、『関わる人』『場所』『生活』を、実際に体感したい」と考えていました。
それまで地元からほとんど出たことがなかった星ラさんでしたが、馴染みのない地域への興味と、研究への探求心が重なり、「おてつたび」をやってみようと考えます。
「おてつたびは、地域の方々の視点を知るための「パイプ」となり、座学だけでは得られないリアルな学びに繋がった」と語る星ラさん。
これは座学じゃ物足りないあなたに贈る、リアルな体験レポートを通した
一人の大学生によるおてつたびの活用術です。

おてつたびで何を得たかったのか
ーおてつたびに参加したきっかけを教えてください!
学部時代に建築を専攻する中で、地域の方へ地域資源を活用したアイデア提案や、有志団体に所属してイベントの企画・運営に携わる機会がありました。その経験から、「地域が魅力的になるためには、他と差別化できるアイデンティティが必要だ」と感じるようになったことがきっかけです。
アイデンティティの源泉って、やっぱりその土地の「関わる人」「場所」「生活」の中にあると思ったんです。それを自分の肌で体感したくて。
大学院生活を迎える手前、地域の人の視点を知るために、おてつたびはいい手段なんじゃないかと考えました。

魅力① 人との出会い|「参加者」という肩書きが、交流のきっかけに
ー知らない土地に一人で行くとき、人との交流を不安に感じる人も多いと思います。もともと人見知りだったそうですが、どのようにして打ち解けていったのですか?
会話のきっかけがないと、なかなか話すのって難しいですよね。
でも、おてつたびには「仕事」という共通の目的があるので、従業員や同じおてつたび仲間と自然と会話が生まれるんです。
1回目のおてつたび先、高知県直島「MY LODGE Naoshima」での経験は大きかったです。
歳の近い従業員さんと仲良くなって、休日に小島の別荘へ連れて行ってくれました。かけがえのない思い出です。「おてつたび参加者」という肩書きがあるおかげで信頼してもらえて、地域の方も温かく迎え入れてくれる。
役割があるからこそ、地域の方と自然な交流が生まれるんだなと実感しました。
また、初めてのおてつたびで慣れない仕事をする中、心の支えになったのは同じおてつたび仲間でした。
いつしか自分の悩みを明かせる仲になって、おてつたびに限らず、自分の将来について相談したら「あなたの頑張りだよ」「自分の決断にもっと自信を持っていいよ!」と温かい言葉をかけてくれて…。
職場以外の人と交流できることも、おてつたびしかない魅力ですね。

魅力② 暮らすような体験|長期滞在だから見える、地域の素顔
ーおてつたびならではの「暮らすような体験」について、特に印象に残っていることは何ですか?
おてつたびが「暮らすような体験」をできるのは、「地域に長期間滞在し、その地域の生活と観光を両立できる点」だと思います。数日間の観光では、絶対に見えない地域の素顔に触れられるんです。
長崎県壱岐島「ステラコート太安閣」では、最終日に旅館の女将さん自ら島内ツアーへ連れて行ってくださるというサプライズがあって!イルカと触れ合ったり、クルージングに参加させてもらったり…。
単なる「従業員」としてだけでなく、一人の「観光客」としてもてなしてくれたその温かさには、本当に感謝しています。
他にも、壱岐島ではトラックの運転手さんが宿まで乗せてくれたり、お饅頭屋さんがおまけしてくれたり(笑)。そんな地域の方々の優しさに触れるたびに、「この地域の温かさを知ることができる機会があってよかった」と心から感じます。


魅力③ 自己成長|新しい価値観が、挑戦する勇気をくれる
ーおてつたびを経験して、ご自身の中で何か変わったことはありましたか?
地域のことを知りたいと思いジョインしたのですが、一番は自分自身の価値観が変化したなと思っています。
一番大きな変化は、新しいことに挑戦するハードルがぐっと下がったことです。まちづくりに関することを勉強していた割に、初めての一人旅だったんです笑。でもおてつたびの楽しい経験から「旅って、こんなに気軽にしてもいいんだ」と実感できたのは大きかったですね。
それから、いろいろな価値観を持つ方々と出会う中で、「自分の当たり前は、他人の当たり前じゃないんだ」と気づかされました。
旅先で従業員の方に何気なく「女の子一人で知らない場所に行くの、怖くない?」と聞かれたんです。私にとってはワクワクする挑戦でも、他の人にとっては心配なことなんだ、と驚きました。
経験も育ちも出会った人も違う。「一人ひとりが持つそれぞれの正義や価値観を受け入れられるような人間でありたい」と思うようになりました。
これって地域も一緒だと思うんです。地域っていわば暮らしている人の集合体「地域社会」なので、地域の営みが積み重ねた歴史によって価値観が違う。もっと色々な地域の価値観を見てみたいと思うようになりました。


「人・場所・生活」を体感して見えたもの
ー当初の目的だった「『関わる人』『場所』『生活』を体感する」ことは、この3つの魅力を通して達成できたと言えそうですね。
2回のおてつたびを通して、当初の目的をはるかに超えるものを得られたと感じています。
「人」との出会いは私の価値観を広げ、知らない土地の魅力的な「場所」に訪れることで、観光だけでは見えない地域の素顔を知り、その地域の「生活」を通して自分自身も成長できた。
この全てが、 何物にも代えがたいリアルな学びでした。机の上だけでは決して分からなかったことばかりです。

【番外編】心配性な私が実践した、おてつたび先の選び方
ーこの記事を読んで「行ってみたい!」と思った読者のために、行き先を選ぶ際のポイントはありますか?
私、実はすごく心配性でして。申し込むまでに数週間かけて悩みました(笑)。私が特に重視したのは、3つです。
1つ目は「交通」です。目的地までのアクセスや料金に無理がないかを確認しました。
2つ目は「仕事内容」。自分にもできそうか、未経験でも大丈夫かをしっかり見ましたね。
3つ目は「食事」。賄いがあると食費がかなり抑えられますからね。
あとは、口コミをしっかり読んで、安心して滞在できる場所かを念入りにチェックしました。

初めての挑戦は誰だって不安だと思います。
でも、ちょっとだけ。勇気を出して一歩踏み出せば、きっと素晴らしい体験が待っていますよ!
あなたも観光じゃ体験できない「暮らす」旅へ
あなたも「おてつたび」で新しい地域との関わり方を見つけてみませんか?
「地域活性化に貢献したいけど、何から始めればいいか分からない」
「自分の目で、リアルな地方の今を見てみたい」
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