学生最後の1年間、就職を目前にした4年生、
自分を成長させる価値観やスキルを身につけられる経験を積みたい!
そんな思いで、2つの宿泊業のおてつたびを経験した
22歳の高畑美南(たかはたみなみ)さんにお話を伺いました。

高畑さんは山口大学経済学部観光政策学科に通う大学4年生。
おてつたび参加前は
・人生で初めて行く場所で働くなんて、大学生にできるのかな…
・おてつたび先にはどんな人がいるのか不安だな…
と思っていたそう。
しかし、インタビューではおてつたび満喫ライフを話してくださり、
なんとnoteに14本ものおてつたび旅行記を書いてくださったとか😳
高畑さんは「おてつたびは国内留学だ」と表現してくれました。
その言葉が生まれた背景とは。
おてつたびにどんな想いで応募して、現地でどんな経験をしたのでしょうか?
1. 実践的な知識や経験を積み、卒業後のキャリアに役立てたい
ーおてつたびを知ったきっかけはなんでしょうか?
大学の単位を全て取った3年の冬、就職先が決まったら何をしよう…とアルバイト先の友人とおしゃべりしていたときに
「私、こういうサービス登録しているよ〜」
と見せてもらったのが「おてつたび」でした。
そのときは「なんだそれ?」と思ったきり、登録はしませんでした笑
ーおてつたびに登録したきっかけというのは…
おてつたび事務局主催の初心者向け説明会に参加したことですかね。
内定先が決まったのが4月。本格的に何しようかな〜と思っていたときに開催が告知されていたので、「説明を聞くだけならいっか」と思い参加しました。
その後5月に行けるところないかな、と探していたら
おてつたび先で合致するところを数件発見!最終的に2つの旅館を訪れました。
ーリゾートバイトは検討しなかったのでしょうか?
考えましたが、リゾートバイトは稼ぐことが目的になります。
それだと地域を堪能する余裕がないと思いまして…
おてつたびはお金を稼ぐためというよりも、
「働くこと」と「地域を知ること」ができるのが魅力なのかなと。
私みたいに「大学生でお金はないけど、いろんなところ行きたい!」って人にはおすすめしたいです。
ーなぜ旅館に行かれたのですか?
元々バイトで地元のホテルで接客業に携わっていましたが、
形態(ビジネスホテルや高級旅館など)によって、全くサービスが違うと感じていました。
異なるホテルで働き、その違いを肌で感じたいと思ったからです。
また実践的な経験を積み、自分の今後のキャリアに役立てたい!
とも思っていました。
💡 おてつたびの目的 💡
「普段とは異なる地域・仕事場での新しい体験で、
実践的な知識や経験を積みたい」
「地域の人々や観光客との交流を通じて、
今後のキャリアに役立つコミュニケーションスキルを身につけたい」
そんな思いで応募しました。
2. 働くなかで気付いた「ホテルごとの接客の違い」
ーおてつたび先は「旅館さわき」と「ホテル八木」でしたね。
いきたい時期に合致した数件のおてつたび先に応募して、
瀬戸内海の大三島にある旅館さわきと、福井の老舗旅館ホテル八木に行きました。
行き先を決める条件は、場所や時期もありますが、
レビューは必ず見るようにしています。
例えばさわきさんだと、
「お弁当が美味しい」
「どこに行っても、おてつたびで来たというと受け入れてくれる」
と書かれていて。レビューは決め手の一つになったと思います。
ー2つの旅館ではどんなお仕事を経験されましたか?
さわきさんのお仕事は主に仲居さん。基本は夜の部屋食の準備や下げ膳で、たまに朝食の準備やお部屋の掃除になど、なんでもやりました!
八木さんは、ずっとレストランでしたね。
ビュッフェ形式なので、下げ膳と接客を主に行っていました。
またウェルカムスイーツというのがあり、到着されたお客様にお茶とお菓子をご用意して、お部屋までご案内することも。

嬉しかったのは、八木さんでは夜のお食事で余ったお寿司や豪華な料理を
パックいっぱいに詰めてまかないとしていただけたこと!
スイーツも有名だそうで、3000円くらいのホールケーキも特別にいただけたのはお得でした🍰
あとは、何と言っても温泉に毎日入浴できるし、泊まるお部屋も旅館内にあるから豪華だし、ほぼ旅館にいたので「滞在費でおてつだい費分ありそうだな…」と、過ごすだけで贅沢な気分になれました。

ーアルバイトはホテル業だったとのことで、何か違いはありましたか?
そこは一つ発見があって。
山口のバイト先はビジネスホテルで、そのホテルなりの接客やサービスのスタイルがありましたが、
さわきさんは「親しみやすい地元の旅館」という感じ、
八木さんは「お客様の過ごし方に合わせる」スタイル、
どこもコンセプトが異なるため、サービスに対する考え方もかなり違いが見られました。同じ宿泊業でも接客スタイルがこんなに変わるんだと、いい気づきが得られました。

3. 新しい価値観だらけの「旅先で巡り合う人や場所」
ー他に職場での印象的なことはありましたか?
びっくりしたのは働いているお母さんたちでしょうか。
旅館さわきのお母さんたち、めちゃめちゃ動くんですよ!
なんでそんなに動けるんですか?って聞いたら、
「のんびりしていたらボケるからね!」って。
みなさん、自分の役割を明確もっているからボケないんだろうなと思い、
自分の役割を持って生きる姿が素敵だなと感じました。
他には、部屋食をお出しした家族連れのお客様から
「高畑さん、いっぱいお話し聞いてくれたから!」
とお菓子の詰め合わせ袋をいただいたりも。
旅館に訪れる旅行者との出会いは印象的でしたね。
八木さんでは、自分より上の年齢の方がほとんどでしたが、
皆さんすごく気さくに話をしてくださって…
わからないことは「分かりません!」と言えば
これはね〜と何度も教えてくださいました。
年齢は違っても一緒に働けるのだなと、嬉しかったですね。
ープライベートは何か出会いはありましたか?
大三島では3週間滞在したのもあり、
目標として「島のご飯屋さんの8割は制覇しよう!」を掲げました🚩
お昼はずっと自転車を漕いでいて、
片道20キロある2つ先の島まで自転車で訪れていたり、
長い日だと40キロぐらい漕いでいたり笑🚲

そこで訪れた場所の1つに「wakka」さんがあります。
滞在中に3回も行きました!
wifiあるし、人もそこまで多くないし、ご飯は美味しいし…
オーシャンビューを眺めながら学校の課題をやってました笑
他には今年の4月にできたばかりのシフォンケーキ屋さん「ニコリー」
奥さんが趣味で始められたそうなのですが、
美味しすぎてリピートしまくりでした…!
そこで待っていたら、サイクリングされているおじちゃんにシールをいただいたりも笑
おてつたびでは本当にいろんな人と出会うな〜と思うばかりです。

4. これまで気づかなかった価値観を新たに発見させてくれるサービス
ー2つのおてつたびを通して、学びになったことや感じたことを教えてください
1つ目はおてつたびって「国内留学」できると感じたことでしょうか。
正直、海外の短期留学にもいってみたかったのですが、お金が大変で…
でもおてつたびを通して、同じ国に住んでいても様々な人がいるのだなと。
生い立ちが違ったり、興味深い経歴があったり。
例えば旅館さわきの料理人霜鳥さんは、おてつたびでの出会いがきっかけで
東京と愛媛の二拠点生活をされていますよね。
普段出会うことない人と出会えたことが、国内留学だなと感じた理由です。

2つ目は、そういう出会いを通して自分の考え方が変わったことですね。
今までは大学4年間勉強して、卒業したら入社して働いて…というのが正解のルートだと思ってました。
けれど、おてつたびで様々な人生を歩んできた先輩たちの話を聞いて思いました。
就職した後も、自分の行きたい場所で、やりたいことを、その時々で選択して生きてもいいんだ。
おてつたびは、これまで気づかなかった価値観にフォーカスできるサービスだなと思います。

ーその価値観や考え方の変化によって、旅の後に変わったことはありますか?
変わったというか、影響があったことでしょうか。
noteに2000字ほどのおてつたび旅行記を14本まとめたのですが
大三島に関係のある方からの反応をもらえたり、
八木さんの話では、
「今度福井に行ってみようと思っていたので、情報が知れてよかった」
とコメントをいただきました。
ネットには載っていない、実際に行かないとわからないことを発信した自分の記事を通して、他の方に喜んでいただけたのは嬉しかったですね!
ー最後に、これからのおてつびとさんに楽しむコツの伝授を!
1つ目は、自分からわからないことを聞くこと。
仕事では、わからないことをそのままにしなかったり、
地域のことでも、知りたいと思ったら躊躇せずに尋ねたり、
しっかりと意思表示をすることが大事だと思います。
2つ目は、とりあえず動くこと!
おてつだい以外の時間は基本フリーです。
地域を知るには、まず外に出ないことには何も動かないと思います。
予定がなくても一旦外に出よう!どこかいってみよう!の精神が大切です!
高畑美南さんが参加した おてつたび先
【取材:園田 稚彩 執筆:星ラ】




